俺のReact(Next.js)学習法は間違っている!!
この記事は「つながる勉強会 Advent Calendar 2022」の 23日目の記事です。
前日の記事はこちら「独学エンジニアの課題として、ログ解析システムを作った。 - Step3. データのインポート」
記載されたやまてさんとはプライベートでも仲良くさせていただいてますが、アウトプットは量も質もヤバイです。
つながる勉強会 Advent Calendar 2022でも一人で3記事投稿されていますが、なんとさらに一人でアドベントカレンダー25記事の完走にも挑戦されています。
「完走賞をとって Qiitan を自分にクリスマスプレゼントする Advent Calendar 2022」
間違いなく変態です。(良い意味で)
この記事では、フロントエンドの経験がほとんどない私がReactとNext.jsを学習するにあたって参考にしている教材や、つながる勉強会の運営の皆様から教えていただいた教材について紹介していきます。
ReactやNext.jsの学習を始めたいけど何から始めればいいかわからない方やおすすめの教材を探している方の参考になるかと思います。
私自身まだしっかり見れていないものもあるので、実際にやってみた感想などは随時更新していきます。
「お前らの〇〇は間違っている!!」みたいなタイトルを見かけることがあるのでそれを自虐的にしたタイトルにしてみましたが、これから紹介する学習法はとてもオススメで間違ってはないと思います。笑
間違いかけていた私の学習法を正していただいたので少しですが共有しようと思います!!
おすすめの教材
モダンJavaScriptの基礎から始める挫折しないためのReact入門
こちらはUdemyで人気のReactの入門コースです。
まずはJavaScriptの基本的なところからハンズオンで始まるので、フロントエンドに自信がない方でも始めやすい内容になっています。
CodeSandboxというオンラインエディタを使用するのですが、環境構築が不要なのでつまずくことなく簡単にReactの学習を始めることができます。
JavaScriptの基礎を一通り学んだ後は、素のJavaScriptで簡単なTodoアプリを作成します。
その後Reactの基本的なところを学び、同じTodoリストをReactで作成します。
JavaScriptとの違いを体験することで、Reactの良さを感じることができます。
説明がとてもわかりやすく、講師の方の人の良さが滲み出ていました。
動画内容とは関係ないですが、動画学習を効率的に進めるためにこちらの記事が参考になりました。
りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発
こちらはりょーたさんに紹介していただいた書籍です。
まだほとんど読めてないのですが、JavaScriptの基礎や歴史からがっつり書かれている印象です。
デキる先輩エンジニアに教わる対話形式で構成されているので、内容に入り込んで学習できそうです。
全3巻構成です。
Next jsで学ぶReact講座
こちらはユウトさんに紹介していただいたYouTube動画です。
Next.jsを使うことでReactの構文以外のところでつまずかないように、効率よくReactを習得することができます。
同時にNext.jsにも触れていけるので個人的にとてもタイムリーな内容です。
そしてYouTubeなのでこのクオリティの動画が無料というのもありがたいです。
Next.js 公式チュートリアル
こちらはゆーたろーさんにおすすめしていただきました。
全部英語なので正直おすすめされていなければやっていなかったと思いますが、とてもわかりやすかったです。
英語は翻訳ツールのDeepLを使用することで問題なく進めることができました。
Reactの基本的なところもチュートリアルに含まれているのでReact初心者にも優しいチュートリアルでした。
完走するとこんな感じのWebサイトを作成してデプロイまでできます。
やってみた感想としては、「Next.jsめちゃくちゃ便利!!」です。
ぽちぽちやってると良い感じにできていくので感動します。
そしてVercelを使用して簡単に無料でデプロイできてしまいます。
簡単すぎて「本当にデプロイできてるの?」と感じます。
しかも修正してGitHubにプッシュするだけで自動で反映されます。すごい!!
簡単にできる反面、Reactの知識が少なすぎてしっかり定着していないなと感じたのでReactの基礎をしっかり学ぼうと思いました。
ReactとNext.jsの学習を始めた経緯
なぜReactとNext.jsを学び始めたかというと、このアドベントカレンダーの主催でもあり、いつもお世話になっているつながる勉強会がきっかけでした。
勉強会に参加するとSlackに招待していただけるのですが、そこで主催者のりょーたさんが
「アプリを作るので誰かお手伝いしていただける方いませんかー??」
という投稿をされていました。
とても興味があったので
「邪魔すると思いますがぜひやってみたいです!」
という形で参加させていただけることになりました。
そこでNext.jsを使って開発するということだったので、過去に作成されているアプリのコードを見てみたのですが
「全く読めない…」
となりました。
結果的に邪魔すらできない状況になってしまったので、まずはNext.jsをキャッチアップしていくということで学習を始めました。
Next.jsの公式チュートリアルをやってみると
「いや、まずReactやん」
ということで現在に至ります。
当面の目標はつながる勉強会の共同開発に参加して邪魔できる状況になることです!笑
メガベンチャーに勤務されるレベルの方々と共同開発が経験できるようなので、つながる勉強会めちゃくちゃおすすめです!!
関西にお住まいの方はもちろん、遠方の方でも勉強会に参加される価値があると思います。
未経験の方でも参加しやすい勉強会です。
最後に
リリース前で時間が取れない中、アドベントカレンダーに追われながらこのブログを書いたので、まとまりのない内容になってしまったかもしれませんがReactやNext.jsの学習を始める方の参考になれば幸いです。
明日はShumaさんが「クリスマスイブのインフラエンジニア」について書かれるそうなのでとても楽しみです!!
なぜアウトプットが大切なのか
本気でアウトプットすることを決意したきっかけ
YouTubeでも人気でエンジニア採用の支援をされている
IT菩薩@モローさんが大阪で開催されたオフラインイベントに参加させていただいたことがきっかけです。
今後のキャリアについて選択肢を広げておきたいなと軽い感じで参加したのですが、このイベントが私自身の大きな分岐点になった気がしています。
📅6/17(金)20時~ @心斎橋・大阪
— IT菩薩@モロー(毛呂 淳一朗) (@Morow99956707) 2022年5月31日
ゲストには某有名企業への転職者の方をお招きし、
ITキャリア・エンジニア転職事情をシェアする予定です
YouTubeでの配信も一部行いますので
是非下記の案内をご覧ください。
▽イベント詳細・お申込【事前申込必須】https://t.co/5JbzNBhA5m pic.twitter.com/996CfXRHyD
そこでモローさんからエンジニア採用のリアルなお話やゲストの方とのトークを聞く中で、今やるべきことはアウトプットだと痛感しました。
それまでの考え
アウトプットの大切さはある程度認識していました。
- 知識の整理ができる
- 知識が定着する
- 強い人はみんなやっている
- スクールでもオススメされた
ただ私には文才もセンスもないし、何よりも時間がかかります。
時間をかけてまでセンスのなさとプログラミングのレベルの低さを公開することが非常にもったいないと思っていました。
やるに越したことはないと分かってはいるけど、時間があって気が向いた時でいいかなという感じでした。
なぜ大切なのか
今後のキャリアの選択肢を広げるためです。
もっと具体的にいうと、今後転職をすることになった際の武器にするためです。
プログラミングを学んでみて、周りの方々のレベルの高さを感じて、技術力で勝負するのは賢明じゃないなと思っていました。
別に悩んでいるわけではなく、プログラミング自体は楽しいと感じているし全くセンスがないわけではないと思っています。
他に武器になる強みが欲しかったのです。
モローさんからエンジニア採用の実態について、
「転職に必要なのは技術力だけじゃない。」
「技術力が高いからと言って転職がうまくいくわけではない。」
といったことをお聞きしました。
他にもコミュニケーション能力や主体性が重要になるということでした。
リモートワークやフレックスといった自由な環境で働きたいとなると尚更です。
その主体性の証明として、日頃からアウトプットや個人開発をしておくことが大切だと学びました。
(これや!!)
実際にアウトプットしてみて
技術記事はQiitaでやってみることにしました。
本当に頭の中が整理されるなと感じています。
他の方に見てもらうために間違ったことは書けないですし、ちゃんと調べてできる限り正しい用語を使うことを意識するようになりました。
実際にコメントでアドバイスをいただくこともできて、かなり勉強になってます。
コメントをいただいた方には本当に感謝です。
これからひたすら数をこなしていき、技術力と共にクオリティ・スピード・文章力といったドキュメントスキルを高めていきます。
アウトプットは、メリットしかない!!
勉強会のすすめ(未経験・微経験向け)
最近、オフラインでの社外勉強会に参加する機会が増えてきたのですが、とてもメリットを感じているので共有させていただきます。
勉強会にはいろいろ種類がありますが、未経験でも歓迎してもらえるところも多いですし、マウントとかなくみなさん優しいです。
もし私がエンジニア転職を一からやり直すとしたら、プログラミングを勉強するより先に勉強会に参加して情報収集します。
エンジニア転職に少しでも興味がある方やエンジニア転職して間もない方が勉強会をどのように活用していけばいいのかを書いていきます。
勉強会に参加するメリット
1.リアルな情報が収集できる
勉強会には現役のエンジニアが多く参加されるので、勤めている企業の情報を聞くことができます。
- 実務経験が積めるか
- 福利厚生
- 採用情報
などなど、ネットやSNSだけではわからないリアルな情報が得られます。
特にオフラインで自分の地域の勉強会に参加することで、身近な企業の情報を集めることができます。
2.企業を紹介してもらえる
紹介により採用媒体を通すことなく選考に進める可能性もあります。
その方が勤務している企業だけではなく、知人を経由して紹介してもらえる可能性もあります。
選考となると当然ながら自身のスキルが必要なので相応の学習や面接対策などは必須です。ただ、「こういう資格があれば受かりやすいですよ」といった情報を教えてもらえたりもします。
もちろん初対面でいきなり紹介してもらえるとかはないので、しっかりと交流を深めていくことが大切です。
3.LTを聞いて知識が深まる
多くの勉強会では、LT(Lightning Talk)という短時間のプレゼンテーションがあります。
事前に応募された有志の方が登壇されます。
技術の話やマインド系、転職経験談などいろいろな話が聞けます。
勉強にもなりますし、発表された方の分野がわかったりするのでフリータイムのときに詳しく話を聞くこともできます。
4.Slackに招待してもらえる
専用のSlackコミュニティを準備されている勉強会もあります。
勉強会に参加することで招待してもらえることがあり、参加すると勉強会当日でなくても多くの方と交流することができます。
- 雑談
- 質問
- オンラインもくもく会の案内
- イベントの告知
- 自己紹介
- 記事の共有
いろいろなチャンネルがあります。
交流を深めるポイント
勉強会で繋がりを広げるためには多くの方と交流する必要があります。
フリータイムなどの時間を有効に使っていく必要がありますが、初対面で緊張してなかなか話しかけづらかったり、誰と話していいかわからないこともあると思います。
私が実際にやってみてよかったことを紹介します。
1.思い切ってLTをする
これはハードルが高いと感じる方も多いと思いますし、私もかなり抵抗がありました。
しかし実際にやってみると多くの方に覚えてもらえますし、一気に繋がりが広がります。
次のようなメリットがあります。
- フリータイムで会話が弾む
- 初対面の人でも毎回自己紹介する必要がなくなる
- 人前で話す練習になる
- アウトプットとして知識を整理できる
- LTをした実績を面接で話せる
難しい技術の内容を話す必要がなかったり、1分のLTでも良かったり、初めてでも未経験でもLTしやすいように工夫してくれている勉強会もあります。
まずは自己紹介のつもりでやってみることをオススメします。
2.主催者と話をする
知り合いが少なく誰と話せばいいかわからないときは、まずは主催者の方と話してみましょう。
主催者の方に覚えてもらえるとそれ以降の勉強会にも参加しやすくなりますし、他の参加者と繋がるきっかけをもらえることもあります。
3.イベントに参加する
勉強会以外にも食事会などの交流できるイベントを開催されることがあります。
他にもオンラインでの朝活やもくもく会など気軽に参加できるものもあるので、こういったイベントにも都合が合えば積極的に参加していきましょう。
終わりに
まずは勉強会に行ってみましょう!
何より楽しいです。
終わった後はとても達成感があり、参加してよかったなと毎回思ってます。
connpassで近場の勉強会を探してみるといいと思います。Twitterにも勉強会の情報は溢れています。
ちなみにLTでウケを狙うと大怪我をする可能性があります。(経験談)
ウケを狙うなら誰もが知っているネタやそれぞれの勉強会で中心的な方のネタを盛り込んでみるのはありかもしれません。(責任は負いませんので自己責任でお願いします)
卒業生が語るテックキャンプのリアル
2021年6月にテックキャンプに入会、2022年1月にエンジニア転職に成功し、卒業した私がテックキャンプを受講した感想を忖度なくお伝えしようと思います。
エンジニア転職するためにテックキャンプを利用しようか悩んでいる方、独学にしようかスクールにしようか悩んでいる方の参考にしていただけると幸いです。
テックキャンプの特徴
テックキャンプは未経験者に特化したプログラミングスクールです。
カリキュラムを進めていくことで、簡単なWebアプリケーションを一通り作成できる基礎を学ぶことができます。
エラーでつまずいたり、わからなくなった時にはメンターへ何度でも質問することができます。
日中(11:00〜22:00)は質問をすればすぐにオンラインで画面を共有しつつ対応してくれますし、時間外でもチャットで質問を投げておけば翌日の時間内に回答がもらえます。
受講プランなど他にもいろいろ書こうかと思ったのですが詳しくはテックキャンプのHPをご覧ください。
このブログでは体験談を紹介します。
カリキュラム構成
テックキャンプではRubyでの開発に特化した独自のカリキュラムがあります。
カリキュラムはとても良くできていて分かりやすいです。
基礎カリキュラム
- HTML、CSS
- Linuxコマンド
- Ruby(基礎文法)
- Ruby on Rails(簡単な投稿アプリ)
応用カリキュラム
- Ruby on Rails(ツイートアプリ)
- GitHub入門
- RSpec(テストコード)
- Ruby on Rails(チャットアプリ:HTML、CSS + 応用カリキュラムまとめ)
発展カリキュラム
- JavaScript
- Ruby on Rails(非同期通信)
- デプロイ(Heroku)
- Ruby on Rails(プロトタイプ)
- 必須ではないが有益な課題図書(セキュリティ、SQL、開発体制、ネットワーク基礎)
最終課題
- フリマアプリの作成
達成要件が決められたアプリを設計から作成していきます。
デザインは作られているのでHTML、CSSは書きませんが、それ以外のカリキュラムで学んだ技術で作成し、issueでタスクを管理、プルリクエストを作成してメンターからレビューを受けます。
フリマアプリが完成すればそれをポートフォリオとして使用しても良いのですが、「テックキャンプのカリキュラムで作成した感」が満載なので、自分でオリジナルアプリを作成していくことになります。
カリキュラム終了後
オリジナルアプリを作成しつつ、転職活動に移っていきます。
テックキャンプのメリット・デメリット
あえてデメリットから先に書きます。
デメリット
1. 高額
受講料が非常に高いです。
3ヶ月の短期集中プランで約65万円※。
6ヶ月の夜間休日プランで約87万円※。
※いずれも執筆日(2022.3.28)現在。
他のプログラミングスクールと比べても非常に高額です。
ただし給付金制度が適用されれば受講料の最大70%が支給されるそうなので、これが受けられればかなりアツいです!
ちなみに私は公務員からの転職だったので対象外となるようでした。
給付金の対象かどうかはテックキャンプのHPから(あくまで目安ですが)確認できます。
受講料の最大70%を支給 専門実践教育訓練給付制度|テックキャンプ エンジニア転職
2. オリジナルアプリがサポート対象外
カリキュラム以外の質問はメンターにすることができません。
「転職活動を行う前に最終課題のアプリ以外にオリジナルアプリを作成しましょう。」
と勧められるのですが、
「オリジナルアプリに対する質問はサポート対象外なので、teratailやMENTAを活用しましょう。」
と言われてしまいます。
カリキュラムの内容と関連付けて質問してみても、オリジナルアプリのところだけは頑なに対応してもらえません。
サポート対象外ということは入会前からわかってはいましたが、プログラミング初心者にとってこのハードルはかなり高く、結局MENTAで契約して月々5,000円※を追加で支払うことになりました。
※MENTAの価格はメンターや内容によって異なります。
3. メンターの技術力に差がある
これはメンターの方によって違うのは当然だと思うのですが、明らかに実務経験が短いor実務経験が無いのだろうなと思われる方もおられました。
質問した内容にメンターの方が悩んでも答えられないとなると、メンターの方の映像がオフになり、こちらのPCをリモートで操作しながらおそらく画面の向こうでより詳しいメンターの方に聞いているのだろうなという状況になります。
その後メンターの方が戻ってこられて説明してくれるのですが、理解が浅いまま教えてくれてるのだろうなと感じることもあったので、できれば詳しい人の解説を一緒に聞きたかったなと思う場面がありました。
そんな感じで質問してから1時間ほど待ったままみたいなことが何度かありました。
おそらく、「オンラインで質問してその場で解決します」みたいなモットーがあるようなので、わからないなら一度切ってからあとで繋いで欲しかったなというのが率直な意見です。(そもそも教わっているので偉そうに言える立場ではないのですが...)
こういう経緯もあってカリキュラム以外の質問は対象外なのかなと思っています。
4. 関西の転職に不向き
まず、言語がRuby以外選択できません。
関西ではRubyの求人が少ないので、求人の多いPHPやJavaの言語を学んでいる方が転職に有利です。
また、テックキャンプ経由の求人も紹介してもらえるのですが、関西で年齢も高いということもあってか、私の場合は3社しか紹介してもらえず、どれも開発経験が積めない内容だったため応募することもありませんでした。
ただ、Ruby以外選択できないというデメリット自体はほんの少しかなと思います。
私は結果的にWantedly経由で転職できたのですが、Rubyを扱っている企業ではなかったですし、未経験はポテンシャル採用の傾向が強いのでそこまで言語にこだわる必要もないのかなとは思います。(募集が多い言語を学んでいるに越したことはないですが。)
それにRuby自体は直感的に記載することができるので挫折率も減り、初心者が覚えるのに適した言語だと思います。
5. Gitの操作がコマンドではない
GitHubを使った共同開発のためのカリキュラムがありますが、Gitの操作がコマンドではなくGitHub Desktopで操作する内容です。
実務に就く前にコマンド操作もある程度習得していかないといけないので、カリキュラムとは別で学習していかないといけません。
メリット
1. 優秀なライフコーチが学習進捗を管理
テックキャンプに入会すると担当のライフコーチがサポートしてくれます。
定期的に面談があり、学習の進捗から一緒に目標を考えてくれて、学習のアドバイスやモチベーションを維持してくれます。
私の担当をしてくださった方が特別優秀だった可能性もありますが、ライフコーチのおかげで挫けることなく順調に学習を進めることができたと思っています。
2. 優秀なキャリアアドバイザーが転職支援
カリキュラムが終盤(または終了後)になると、担当のキャリアアドバイザーが履歴書の添削や面接対策をしてくれます。
特に感動したのがWantedlyのプロフィール添削です。
Wantedlyのプロフィールを自分である程度作成して応募を進めていたのですが、キャリアアドバイザーの添削後は企業からの反応が倍ぐらい増えました。
面接対策として模擬面接や、自己分析も一緒にしてくれます。
すごく的確に自分の長所や強みを言語化してもらえるので、代わりに面接を受けてもらいたいと思っていました。笑
転職活動用のスプレッドシートを貰えるのも良かったです。
企業の選考管理や就活スケジュール、面接アウトプットリストなどで就活状況をまとめることができ、キャリアアドバイザーと共有することができます。
3. Slackでのやりとりが体験できる
IT業界ではコミュニケーションツールとしてSlackを導入している企業が多く、それをスクールで体験できたのは良かったです。
ライフコーチやキャリアアドバイザー、同期との連絡手段は全てSlackを使いますので、自然と身につけることができました。
4. Twitterを始めるきっかけに
これは完全に個人的なメリットで、「Twitterで発信しよう!」というカリキュラムからTwitterを利用するようになったのですが、Twitter始めて本当に良かったと思っています。
有益な情報で溢れていますし、エンジニアの方々と繋がることもできる最強のツールだと思っています。
テックキャンプのカリキュラムになければ一生利用しなかったかもしれません。
結局のところテックキャンプってどうなの?
正直なところ万人にオススメできるものではありません。
なにせ非常に高額なので。
どんな人にオススメかというと、
- 30代で転職まで時間がなく、最短でエンジニア転職したい
- 独学で習得できる自信がない
- 高額でも大丈夫
- 給付金が適用される
これらに該当する方は受講を検討しても良いのではないでしょうか。
逆に若くて時間のある方などは、独学や他のスクールを検討してもいいと思います。
Twitterを活用したり、勉強会に参加して現役エンジニアと繋がることから始めてみるのもアリだと思います。
かなり厳しめに書いてしまいましたが、テックキャンプを選んで良かったと思っています。
エンジニア転職できたのもテックキャンプのおかげなので本当に感謝しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事がエンジニア志望の方のお役に立てば幸いです。
Wantedlyで未経験からWebエンジニア転職
未経験からのエンジニア転職、Wantedly編です。
この記事で一番伝えたいことは、「たくさん応募しましょう!」ということです。
エンジニア転職に向けて学習中の方や、転職活動中の方の参考になれば幸いです。
自己紹介
転職活動開始時の私のスペックです。
- 34歳
- 学習期間6ヶ月 2021.6 ~ 2021.11(テックキャンプ)
- 高卒
- 前職公務員(2006.4 ~ 2022.3)
- 関西でWebエンジニア希望(自社or受託)
- 資格なし
- しょぼいポートフォリオ
この記事を読む前に
私が転職活動を始める前に参考にさせていただいたテックキャンプの先輩のブログです。
私はほとんど真似しただけです。
とても参考になるので、まずはこの方のブログを読んでいただいた方が良いです。
まずはポートフォリオ
30代未経験でエンジニア転職を目指すなら、まずはオリジナルアプリがないと始まらないです。
私なりに必死に作りましたが、Twitterで他の方が公開されているようなものには遠く及びません。
エンジニア転職成功された方々のポートフォリオの質が高すぎる。
— かたお@エンジニア(仮) (@katao_eng) 2022年1月20日
私は、
・レスポンシブ対応できてない
・Docker、CircleCI、何それ状態
・AWSのEC2で何とか(コピペで)デプロイできたけどRoute53使ってないからURLがIPアドレスのまま
こんな状態でよく内定もらえたなと思う。
エンジニアとして成長するためには実務経験を積むことが大切になってくるので、あまり作り込みすぎずに、まずは簡単に作ってみて早く転職活動に取り組むことを優先するべきだと思います。
私のアプリ自体は大したものではないですが、GitHubのREADMEは頑張って作りました。
とは言っても参考になる記事があるので2日程度でできます。
採用担当のエンジニアの方々は多忙でポートフォリオの確認に時間をかけないそうですが、READMEぐらいは見てもらえるそうです。
私はREADMEに画面遷移のGIFを載せていたことを評価していただきました。
READMEの記載で参考にした記事はこちらです。
プロフィール作成
Wantedlyに登録し、プロフィールを作成していきます。
履歴書・職務経歴書の内容をまとめたものを記載していきます。
まとめつつも目標などしっかり記載し、良いところが伝わるように工夫します。
自分のことが伝われば、箇条書きのような形でも良いです。
ポートフォリオも忘れず記載しましょう。
プロフィールの内容は結構大切で、私はテックキャンプを受講していたのでキャリアアドバイザーの方にプロフィール添削してもらったのですが、添削前後で応募に対する返信率が倍ぐらい変わりました。
応募する前に
まずは自分が応募していく最低限の条件を絞りましょう。
私の場合は、
- 関西勤務
- 自社内開発(客先常駐以外)
この2点は絶対条件にしました。
注意点として、絞り過ぎは良くないです。
未経験からの応募となるとほとんどは返信がないか、書類選考もなくお祈り(不採用)です。
少しでも興味が持てる企業であれば応募してみるべきです。
良くも悪くも、直接話を聞いてみると印象は変わるものです。
私が入社することになった企業も、面接前は志望度がそこまで高くなかったのですが、カジュアル面談で一気に第一志望になりました。
Wantedly上の企業情報だけで判断しすぎずに、面接まで進める企業を1社でも多く増やしましょう。
ひたすら応募する
最低限のフィルタリングをして、気になる企業はどんどん応募していきましょう。
「実務経験○年以上」とか気にしてはいけません。笑
応募する際は、「話を聞きに行きたい」をクリックします。
すると次のように3つの選択肢が出ます。
ここは「今すぐ一緒に働きたい」を選びましょう。
本当は話を聞きたいだけなんだけど・・・
とか気にしなくて大丈夫です。
企業側もそんなに気にしていませんし、そもそもどれを選択して応募してきたかなんて覚えていないと思います。
それよりも少しでも面接に進める確率を上げましょう。
スマホアプリも活用する
Wantedlyにはスマホ用アプリもあるので必ずインストールしておきましょう。
通勤中などでも隙間時間で応募できますし、メッセージの確認や返信もできます。
iOS用
「あとで見る」ボタンを活用する
たくさん応募していると、同じ企業の募集を何度も見てしまう事があります。
詳細をクリックしてから、すでに応募済みだったり条件が合わなくてスルーした企業だったりするのですが、そんな無駄を省くために、一度訪れた募集には「あとで見る」をクリックしておくようにしましょう。
クリックしておくと一覧で表示されるリボンに色がつくので、何度も見てしまうことを防ぐ事ができます。
↓↓
あとで見ないためにあとで見るボタンを活用するのです。笑
日程調整を考慮する
多くの企業からは返信がないとはいえ、応募数が増えてくると企業からの返信も徐々に増えてきて、面接日の確保が難しくなってきます。(こちらの候補日を3日ほど提示すると、同じ日の同時間帯には別の企業への面接候補日に挙げられないなど。)
特に仕事を続けながらの転職となると大変です。
ある程度面接が決まってきたら、ペースを落としたり一旦応募をストップするなどして調整しましょう。
お祈りされても挫けない
たくさん応募しているのに、お祈りばかりで辛い・・・。
みたいなことを事前に聞いていたので、私も覚悟をして応募を続けていました。
正直、返信なしや即お祈りはなんともなかったですが、「書類選考するので履歴書をメール送信してください。」からのお祈りは結構ダメージありました。
返事をもらえた嬉しさからその企業のことを調べて志望度が高まっていくことと、待っている間のドキドキからのお祈りはなかなか辛かったです。
ある程度覚悟しておいて、割り切っていきましょう。
私の結果
応募総数:45
返信なし:27
即お祈り:9
書類選考→お祈り:2
説明会辞退:3
カジュアル面談→辞退:3
カジュアル面談→適性試験→面接→内定:1
実質応募していたのは3日間だけで、その後は面接の日程調整や返信対応でいっぱいいっぱいでした。
カジュアル面談はすべてオンライン面接ではありましたが、仕事を続けながらの転職活動はなかなか大変でした。
私はpaizaからも応募していたので日程はほとんど埋まってしまいました。
paizaを活用した転職活動についての記事はこちらです↓
私の記事が未経験からエンジニア転職を目指す方の少しでも役に立てれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。
paizaを活用して未経験からのエンジニア転職で内定を獲得した方法
34歳で未経験からエンジニア転職をした経験について書いていきます。
他の転職サイトと比べるとpaizaはあまり活用されていないイメージですので、しっかり対策しておくことでエンジニア転職を成功させる確率が高くなります。
paizaとは
プログラミングスキルチェック問題でランクを上げていき、そのランクに応じて企業の求人に応募できる、IT/WEBエンジニアに特化した転職・就職・学習サイト。
アルゴリズムが好きな方はゲーム感覚で楽しみながら転職活動にも活用できます。
まずはBランクを目指す
まずはランクの低い問題から挑戦して、「標準入力」からの値の取得に慣れていきましょう。
慣れてきたら少しずつ難易度を上げていき、Bランクを目指します。
スキルチェック問題は1問につき1回しか挑戦することができないので挑戦するタイミングはしっかり見極めましょう。
解答したコードの一部は応募の際に企業へ提出されるので、適切な変数名や効率的なコードの記載を心掛けましょう。
ポートフォリオもあった方が良いので、まだ完成していない人はpaizaと並行して作成していきましょう。
特に30代未経験からの転職を目指すのであればポートフォリオは必須です。
「標準入力」とは
paizaでは、例えば
「2 test 95」
のように、数値や文字列などの値がスペースで区切られて渡されるので、これを受け取るところから問題が始まります。
渡された値を配列や変数に代入することを、簡単な問題を繰り返して慣れていきましょう。
スキルチェックでは時間をかけすぎると減点されますので、早く解答する事も大切です。
実務未経験が応募するには
Bランクを獲得し、ポートフォリオが完成したらプロフィールを入力していきます。
細かいところまでしっかり入力し、「制作物PR」の欄でポートフォリオを紹介しましょう。
一般的に未経験を募集している求人は少ないので、転職を成功させるためには「実務経験1年以上」のような求人にも積極的に応募する必要があります。
しかし、paizaでは少し違います。
そういった求人に応募をするとpaiza運営事務局から、
「実務経験はございますか?」
というメールが届き、やり取りの末に応募がキャンセルされてしまいます。
そして、未経験の方は「EN:TRY」からの応募を勧められます。
「EN:TRY」からの応募は期待薄
「EN:TRY」はpaizaの未経験向けのサービスですが、登録されている企業が極端に少ないです。
2021年12月31日現在で通常の求人2,047件に対してEN:TRYは42件しかありません。
勤務地を絞ると対象はさらに少なくなり、ある程度希望とマッチする企業となるとほとんど見つかりません。
もちろん良い募集があればどんどん応募しましょう。
「気になる!」をする
この時点で正直paizaからの応募は諦めていたのですが、そんなとき1件のスカウトが届きました。
「気になる!」を押していた企業からでした。
Bランク、プロフィール、ポートフォリオが揃っていたからこそのスカウトだと思います。
元々「気になる!」に期待してなかったのですが、ここで一気に「気になる!」をしまくる作戦に変更しました。
結果、64件の「気になる!」に対して2件のスカウトが届きました。
どちらも自社開発企業です。
他にも、こちらからアクションしていないEN:TRYの企業から3件のスカウトが届きました。
カジュアル面談はガチ面接
スカウトをいただいた企業3社とカジュアル面談をさせていただいたのですが、paizaのカジュアル面談は1次選考となり、落選する可能性もあります。
軽い気持ちではなく、通常の面接に望むつもりでしっかり準備をしておく必要があります。
特に私は稀な経験をしたと思うのですが、カジュアル面談で社長、常務、エンジニアの3名と面接をし、その翌日に内定をいただきました。
転職活動を始めてから11日で内定を獲得することができたのは、Bランク取得やポートフォリオ作成といった下準備をしていたからだと思います。
あとはタイミングなどの「運」も重要だと感じました。
終わりに
5社からスカウトをいただいた結果は次のとおりです。
A社 カジュアル面談 → 落選
B社 カジュアル面談 → 内定(辞退)
C社 カジュアル面談 → 適性検査 → 二次面接(辞退)
D社 勤務地が合わず応募せず
E社 勤務地が合わず応募せず
内定をいただいたB社はとても素敵な企業でしたが、別の転職サイト(Wantedly)から応募した志望度の高い別企業から内定をいただけることになり、辞退することになりました。
Wantedlyを利用した転職活動についてはこちらです。↓
ここまで読んでいただきありがとうございました。